ヴァンフォーレ甲府対ベガルタ仙台

 今日は仙台に勝ったー!昇格戦線に踏みとどまる一勝を仙台からあげれたのは本当に嬉しいなあ。以下は試合評。

 〜前半〜
 仙台のプレスは全くない、スペースが空きまくりというサッカーに鬼プレスとサイドアタックが売りの甲府のサッカーがはまりまくり。得点は時間の問題だなとか思っていたんだが、フィニッシュまではなかなか持っていけないシーンが目立つ。嗚呼、これが調子の悪さか。
 ものすごいプレスをひたすらかけているので、前半も30分を過ぎるとそろそろ得点を決めなきゃやばいだろという感じを受ける。祈るような気持ちでゴールを願っていると、横山のCKから須藤がドンピシャのヘッド。ゴール!!よっしゃー須藤ナイス!点で合わせるのがうまい須藤の持ち味が出た素晴らしいゴール。横山もいいボール蹴ったなあ。
 甲府はこの後も前半終了まで攻め続けた。甲府らしい鬼プレスとサイドアタックが随所に出ていた最近では1番いい内容。待っていたのは、これ。これですよ、これ!

 〜後半〜
 いきなり財前にミドルを決められあっさり失点。同点。んあー。失点以後、甲府はゆるゆるのサッカー。これじゃあイケないだろう(実話)。それにしても、かなり仙台に押されている。やはり前半は飛ばしすぎていたようだ。怖いシーンの連続。仙台ペースで試合は続く。
 しかし、次に点を決めたのは甲府。後半20分、琢磨のフィードがドンピシャで右サイドの水さんへ水さんがアライールに短いスルーパス、それを受けたアライールは仙台のDFと競り合いながらクロス、須藤がこれも仙台のDFと競り合いながらボレー!うおー勝ち越しゴール!素晴らしい。俺達の須藤。
 この後は現金なもんで、甲府の運動量もちょっぴり増えて、攻めの形も出来始める。で、30分を過ぎると攻める仙台にカウンターの甲府という構図が出来る。もうこの頃には両チームとも足が止まって、スカスカ。足が止まっていることから分かるように、非常に疲れている。この疲れからか土橋と富永が倒れる。土橋は足がつっただけだと思うが、富永は変な倒れ方をしたので非常に心配。で、ロスタイムには、アライールのクリアから須藤が抜け出して、ペナルティエリア内で熊谷に倒されPKを得るが、失敗。芝に滑ったわけでもないのに、PKで枠を外すのは勘弁してください。
 そんなこんなで、ロスタイムをしのぎきって終了。

 〜総評〜
 最近の試合じゃ1番良かった。やれば出来るじゃないか。
 ヨコはいいです。この前の試合はダメダメだったけど、アシストもしたし、裏に抜ける動きはあったし、中央でも仕事できるわで、今回は良かった。
 琢磨のフィードは萌える。今日はバシバシ通してた。池端のフィードも良かった。
 何といっても須藤。いやあすごいよ。いい仕事した。今まで須藤は使えないって言ってた奴は、あやまれ須藤にあやまれ!というわけで、須藤選手ごめんなさい。